Sipp Mack

シップマックの歴史

9世代に渡るワイン作りの伝統と進化

 シップマックのあるユナヴィール村の周りのブドウ畑は時を越えたワインの世界との深い絆の中で物語を紡いできました。その歴史あるユナヴィール村の、ワイナリーへと続く小路に面する、窓をゼラニウムに彩られた木造の家々からは、何世紀にもわたり受け継がれてきた伝統がにじみ出してくるようです。

 現在は、当主ジャック・シップと妻ローラが丘の上にあるワイナリーを経営していますが、ジャックの家族は1698年から9世代にわたってワインを作ってきました。シップマックとしての歩みは1959年に地元でワインを造るふたつの家がひとつになったことから始まります。リボヴィレ村のフランソワ・シップとユナヴィール村のマリー・ルイーズ・マックが結婚し、ワイナリーを作ったのです。

 ジャックは、ブドウ栽培、醸造学と経営に関して学び農園とワイナリーで2年間働いたアメリカでの経歴を提げ、1983年に家族の元へ戻ります。そして1985年、ローラをアメリカから彼の元、フランスへ呼び寄せました。彼女もカリフォルニア大学デービス校でブドウ栽培と醸造学を修めています。

 ジャックとローラはブドウ栽培とワイン造りに新しい考え方を持ち込みました。畑の個性を生かしたクオリティの高いワインを常に提供したいという希望のもと、アルザスの環境や伝統を保護しつつ、現代のテクノロジーを取り入れています。また、良いものを造ろうというスタッフの強い意志とチームワークが大切だと考え、みんなが充実していきいきと働ける環境を作っています。

 シップマックは、長年にわたり進化しつづけてきました。現在では生産されるワインの半分は輸出向けとなっています。これらに伴う変化は比較的急なものでしたが、ワイナリーはジャックの一族が培ってきた特徴、文化財のような物々をしっかりと受け継いでいます。9世代前からの美しい調度に囲まれたテイスティングルームでテーブルをかこみ、地域の住民、いろんなところからいらっしゃる一般のお客様、隠れ家のような場所を探す旅人といった人々が会話を(時には何か国語も交じって!)楽しんでいます。

公式URL http://www.sippmack.com/